サノフィは18日、癌化学療法中または化学療法後に増悪した子宮頸癌に対する単剤療法薬として開発中の抗PD-1抗体セミプリマブについて、国内承認申請を行った。同社は、承認されれば「新たな標準治療となる可能性」があるとしている。
今回の申請は、プラチナベースの化学療法の実施中に進行が見られた再発・転移性の子宮頸癌患者を対象とした国際共同第III相試験の結果に基づくもの。
第III相試験では、同剤の単剤療法と化学療法を比較したところ、全生存期間の中央値はセミプリマブ群が12.0カ月、化学療法群は8.5カ月で、セミプリマブ群が化学療法群と比べて死亡リスクを31%低下させた。
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