日本私立薬科大学協会がまとめた2022年度の私立薬科大学(薬学部)の入学志願者数は7万6625人と、前年度に比べておよそ3000人増え、8年ぶりに増加した。入学定員数で見ると6年制で5大学、4年制で1大学が減少し、募集数に対する入試倍率は6.8倍と前年度の6.5倍から上昇した。32大学が前年より入試倍率が上がっていた一方、入試倍率が3倍を切った大学は14大学あった。
調査は私立薬大協加盟の60校(徳島文理大香川を含む)を対象に実施されたもの。今年度の定員は1万1291人と前年度から110人減少。6年制学科は1万0576人、4年制学科は715人となった。医療創生大が30人減、千葉科学大が20人減、帝京平成大が40人減、北陸大が20人減、第一薬科大が20人減となり、4年制でも東北医科薬科大が10人減となったのが定員減の背景と見られる。
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