2010年8月2日 (月)
◆「ジェネリック薬(GE薬)の処方せん調剤には、薬局立地で地域差がある」。ある薬局薬剤師に尋ねたところ意外な答えが返ってきた。いわゆる富裕層が多く住む、高級住宅街にある薬局では、患者自らが先発品を希望する傾向が多いというのだ
◆昨今の国を挙げての使用促進策もあり、一般の人たちにもGE薬の認知が進んでいる。療担や薬担で医師や薬剤師は、GE薬の使用を考慮するよう努めなければならない。また、国保や組合健保などで財政が逼迫していることとも相まって、GE薬の使用促進を積極的に行っているのが現状だ
◆ただ、GE薬を勧める際、先発品と比べ、製剤改良など付加価値のある製品があるものの、患者に対するインセンティブの柱は、やはり「低価格」である。そうした中、前述の薬局での傾向は、同じ成分であれば、安いものを使いたいという社会階層だけではないということだ
◆富裕層患者が一律に、先発品ブランドを求めるケースが多いというわけではない。しかし、最終的に、患者側にそうした選択肢が残されているのも、GE薬使用促進上、矛盾する問題点なのかもしれない。
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