日本製薬工業協会医薬産業政策研究所の南雲明氏は19日、都内で講演し、個別化医療への対応に向け、「生体試料や個人情報を蓄積したバイオバンクのインフラ整備が課題になる」との見方を示し、「海外のバイオバンクとの連携が必要」と指摘した。
バイオバンクは、手術や検査で採取したDNAや血液、細胞などのヒト生体試料と健康調査で得られる個人情報を、患者の同意を得て保存・管理し、研究目的で使用できるようにしたもの。
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