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ポリヒスチジンを利用したDDS開発に期待

2015年6月17日 (水)

◆鳥取大学農学部生体制御化学分野の岩崎崇助教らの研究グループは、ヒスチジンが連続した単純なペプチドのポリヒスチジン(H16)に高い細胞膜透過能が存在し、生体内で腫瘍組織(線維肉腫)に集積することを発見した。H16は、血清の存在下では透過率が抑制される正電荷を帯びた従来の細胞膜透過ペプチドとは異なり正電荷に非依存的に高い細胞膜透過を示すのが特徴だ
◆H16の様々な培養細胞株に対する細胞膜透過では、非上皮性の悪性腫瘍であるヒト線維肉腫細胞株に対して、代表的な細胞膜透過ペプチドのオクタアルギニン(R8)よりも14・35倍高い細胞膜透過を示した。さらに、ヒト線維肉腫細胞株を移植したマウスへのH16の投与では、生体内で腫瘍組織に集積することが認められ、これらの結果からH16が薬物輸送における有力な新素材であることが証明された
◆H16を薬物輸送キャリアーとして利用する研究がさらに進み、腫瘍組織に効率的・選択的に薬剤・蛋白質・核酸を輸送するDDSの開発につながることを期待したい。




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