日本新薬の前川重信社長は6日、大阪市内で開いた連結中間決算会見で、昨年4月に新発売した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア」(一般名:タダラフィル)について「泌尿器科以外の医師の処方が思っていた通りに進まなかった」と言及。増収となったものの期初計画に届かず、2016年3月期の通期業績予想のうち売上高を下方修正したと語った。
「ザルティア」はピーク時に400億円規模の売上を見込む大型新薬。16年3月期第2四半期累計の売上高は、前年同期比208%増の23億円と伸びたが、期初に計画していた40億円には届かなかった。
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