オムロンヘルスケアは3月7日、携帯心電計HCG-8010T1やコンプレッサー式ネブライザNE-C810など5製品が、独創性や革新性、美しさ、品質、環境への配慮など、多角的な視点から優れたデザインに贈られる、ドイツの「iFデザイン賞2025」を受賞したと発表した。今回の受章は、昨年のスマートフォン健康アプリ「OMRON connect」に続くもの。
今回の受賞製品は、
▽携帯型心電計HCG-8010T1/HCG-9010U(心疾患のある患者が動機や胸痛を感じた際に、本体を胸に当てるだけで心電計に記録できる携帯型心電計)
▽コンプレッサー式ネブライザNE-C810(喘息患者向けの家庭用吸入治療器)
▽酸素濃縮器HAO-3X0XW/5X0XW(呼吸器疾患などで通常の呼吸では十分な酸素を体内に取り込めない患者が、自宅で酸素を吸入する在宅酸素療法に用いる医療機器)
▽薬BOX HMK-200T-WH(服薬リマインダーと薬の飲み忘れ検出機能を備えた、コンパクトで持ち運びに便利な投薬ボックス)
▽スマートフォン健康管理アプリOMURON Plus4.0(様々なオムロンの通信機能付き機器と連携し、測定結果をグラフで表示するスマートフォン健康管理アプリ)
――となっている。
「iFデザイン賞」は、ドイツの「iF International Forum GmbH」が主催し70年近く続く、世界的に権威あるデザイン賞。今年は、世界66の国・地域から約1万1000件の応募があり、131人のデザインの専門家によって審査され、受賞製品が選ばれた。