中央社会保険医療協議会総会は5日、2026年度診療報酬改定に向け、薬剤の飛散を防止する閉鎖式接続器具を用いて調製時に無菌製剤処理を行った場合に180点を算定できる「無菌製剤処理料1」のイをめぐり、投与時の曝露防止対策についても評価するよう求める意見があった。
診療側の江澤和彦委員(日本医師会常任理事)は、「曝露対策は医療従事者の安全確保に重要で、評価すべき」と訴えた。支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)も「無菌製剤処理に関する評価と重複せず、投与時にかかるコストを踏まえた評価であれば理解する」と述べ、条件付きで曝露防止対策を評価することに理解を示した。
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