ジーエヌアイ(GNI)グループのイン・ルオ社長兼CEOは1日、来日に伴う本紙の取材で、同日に買収を完了したあゆみ製薬の今後の方針について「(あゆみ製薬)のオペレーションには非常に満足している」と述べ、経営陣の交代は行わず、既存製品群を含むブランドも体制を維持して展開することを明言した。当面はあゆみの重点である疼痛、リウマチ領域において、主力の解熱鎮痛剤「カロナール」や複数のバイオシミラー(BS)と共に今後上市予定の新製品で「業界平均以上の成長」に向けて取り組む。中長期的には承認薬がない肝線維症の治療薬候補「F351」の開発、BSの導入などで事業を拡大していく。
GNIグループは日本に本社を置く企業だが、売上の約6割は中国、約3割は米国。中国では特発性肺線維症治療薬「アイスーリュイ」を主力にした製薬事業を、米国では生体材料を中心とするメドテック事業をそれぞれ展開し、2025年売上高は268億円。これに売上高が約385億円のあゆみが9月末までに加わる。ルオ氏は、今回の買収を「日本発のグローバルバイオ製薬企業」への成長ステージの起点とし、「第二の創業期」位置付ける。
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