帝人ファーマはこのほど、在宅でのNPPV(非侵襲的陽圧換気療法)で患者一人ひとりに最適化された治療の提供を目指し、チェストと提携し、在宅人工呼吸器「NIPネーザル Vivo45」を導入すると発表した。
チェストは、呼吸器領域に特化した医療機器メーカーとして、呼吸機能検査機器、人工呼吸器、睡眠医療機器など幅広い製品の開発・製造・輸入・販売を一体的に手がけ、日本の呼吸医療を総合的に支えており、在宅人工呼吸療法分野にも注力している。
今回、両社の連携は、在宅人工呼吸療法において新たな協業モデルを構築する取り組みで、医療機関および患者にとって意義のある選択肢拡充につながるもの。
同製品は、約2.4kgの軽量設計で、在宅環境においてベッドサイドなどで使用できるNPPV装置。院内で使用されるNPPV装置と同等レベルの最大流量を確保する高性能ブロアを搭載し、在宅環境においても安定した換気療法の提供を目指した設計となっている。
さらに、内部バッテリを搭載しているため、停電時などの緊急時にも継続的な使用が可能となっている。
最大の特長は、多様な換気モードに対応していること。PSV(圧力支持換気)、PCV(圧力規定換気)、PCV(A)(アシスト付き圧力規定換気)、CPAP(持続陽圧呼吸療法)などの基本モードに加え、Auto-EPAP(自動呼気気道陽圧調整)や、あらかじめ設定した換気量を保つよう、必要最小限の圧力で自動的に換気を行うターゲットボリューム機能を組み合わせることで、患者の状態や経時的変化に応じたきめ細かな設定が可能となっている。
また、視認性に優れたカラー液晶モニタにより、圧力や一回換気量などの測定値と呼吸波形をリアルタイムで表示できる。これによって、呼吸状態の的確な把握と異常の早期発見を支援し、迅速かつ円滑な医療介入につなげることができる。
これらの特長によって同製品は、慢性呼吸不全患者をはじめとする幅広い患者に対し、個別最適化された治療の実現と治療継続性の向上を図ると共に、QOLの向上が期待できる。
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