国立社会保障・人口問題研究所は2日、2017年度の社会保障費用統計をまとめ、公表した。医療、年金、福祉など社会保障給付費の総額は、前年度から1兆8353億円(1.6%)増加した120兆2443億円で過去最高を更新。一方、対GDP比は21.97%で、前年度より0.09%低下した。
社会保障費用統計は、17年度の医療保険、年金、介護保険、生活保護など社会保障制度に関する1年間の支出を集計し、取りまとめたもの。
社会保障給付費を「医療」「年金」「福祉その他」に分類し、部門別に見ると、「医療」は前年度比1.6%増の39兆4195億円で、全体に占める割合は32.8%だった。
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