◆厚生労働省は、現行のオンライン診療で定められているルールを弾力化し、慢性疾患患者にテレビ電話などで診察・処方を可能とする事務連絡を出した。医療機関からFAXなどで処方箋情報を受け付け、それに基づき調剤した薬局は調剤技術料、薬剤料を算定でき、服薬指導した場合も適切な指導を行い、その他算定要件を満たしていれば薬剤服用歴管理指導料などが算定できる
◆新型コロナウイルスの感染拡大の懸念から不要不急の外出を控えてもらう狙いだが、患者がスマートフォンから処方薬を入手できるアプリなども開発されている
◆2020年度診療報酬改定では、地域支援体制加算の算定要件に「患者が椅子に座った状態で服薬指導を受けられる体制を有していることが望ましい」旨を追加した
◆これを機にオンライン服薬指導が一気に進むのではないかと言われている。現場の薬剤師は、タブレット端末などでのやりとりが味気ないと感じてもらえるよう、むしろ対面での服薬指導に腰を据えてしっかり取り組んでほしい。
進むかオンライン服薬指導
2020年03月13日 (金)
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