ツルハホールディングスの鶴羽順社長は、2023年5月期決算説明会で、昨年6月に公表した新中期経営計画の重点戦略や今期の取り組みなどに言及。重点戦略の一つである調剤戦略に関して、「売上の進捗は想定内の範囲」とする一方、「調剤の出店数は計画より遅れている」と説明。今後は処方箋枚数の確保を中心に取り組んでいく考えを示した。
説明会で店舗戦略に言及した鶴羽氏は「出店数について、前期計画は多少ショートしたが、今期は126店舗の計画で全体として概ね中計の予定通り」との認識を示しつつ、「閉店数が計画数を上回っているため純増ベースは鈍化している状況」と説明。「店舗数の拡大はもちろん重要だが、まずは収益性の改善を優先課題として取り組んでいく」と述べた。
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