第57回日本薬剤師会学術大会
ネグジット総研が30年以上の経験と実績を誇るレセコンメーカーとしての矜持と技術を注ぎ込んで開発した調剤くんブランド第8世代となる「調剤くんV8」。これまでの使いやすさへのこだわりはそのままに、業務効率化を後押しするオプションを多数搭載。電子薬歴をクラウド化したハイブリッド形式を採用し、薬局の外に活動の場が広がっている薬剤師業務に即した機能を搭載したシステムになっている。

調剤くんV8のレセコン部分は、これまでのシリーズコンセプトである「マニュアルいらず」を体現した画面構成で、誰もが直感的で容易な操作を実現。ボタンの配置や大きさ、入力者ごとに選べる文字サイズ、ファンクションキー対応操作画面など多様なニーズに対応。圧倒的な使いやすさを追求している。
電子薬歴部分は、従来のオンプレミス版と新たなクラウド版の選択式。クラウド版は、在宅訪問等の外出先や薬局間での患者情報共有が容易にでき、電子薬歴の基本機能に加え、充実した入力支援機能で効率的かつスピーディーな入力を実現した。表示レイアウトを個人ごとにカスタマイズできる特徴的な機能も有する。
また、ペーパーレス化をサポートするために、問診票などの局内保管帳票をシステム内で一元管理。通信は安心のセキュリティ対策を施したVPN通信で、生体認証ログインなど複数の安全装置を施すことで個人情報漏洩対策は万全を期している。
これらの充実したレセコン・電子薬歴の機能に加え、最新テクノロジーを用いた業務効率化に役立つオプション機能も充実している。今年7月に「本部入力システム」、今月には「らくらく処方箋入力」を新たにリリース。
「らくらく処方箋入力」はRPAを活用して処方箋情報をレセコンに自動入力するオプションサービス。QR付きの処方箋をスキャナーまたはQRリーダーで読み取り、一般名を薬局内の採用薬品名に変換しレセコンへのデータ入力をすべて自動で実現。受付から印刷までの作業を限りなく無人化へと近づける。処方箋読み込みからレセコン入力完了まで1患者あたりわずか20~30秒で完了する。同時に出力されるPDFデータを用いて、処方入力を待たずに、先服薬指導やピッキング作業を始めることができる。医薬品の在庫の「あり」や「なし」のケース時にもデータ出力時に採用薬の変更も可能。変更後のデータを出力することができる。
「本部入力システム」は多店舗運営の薬局の処方箋入力業務を本部にて遠隔作業で入力できるオプションサービス。夜間や休日診療などの人員割り振り時の悩みの声を受け開発。人員不足解消や患者との対話時間増が期待できる機能で、働き方改革を推進する強力な武器となっている。