◆気象庁によると、今夏の日本の平均気温は1898年の統計開始以降、従来の記録を大幅に上回る高いものとなったという。連日続いた猛暑日で熱中症患者も大幅に増加するなど、今や夏は危険な季節でもある
◆気候変動による影響は、農作物の品質低下や不作も招き、野菜の高騰を実感した人も少なくないはずだ。しかし記録的な猛暑を体感したものの、年が明ければ多くの人は「今年の夏も暑いだろうな」くらいの感覚になってしまう。来年も早めの対策は必須だろう
◆毎年夏に開かれる小売向け商談会は、基本的には秋冬に向けた提案会だが、今年は開催時期が非常に暑かったこともあり、熱中症対策をめぐるカテゴリーに高い関心が示された。主催側は「今後は季節にこだわらない提案も必要と感じた」とのことで、猛暑は店頭提案にも影響を及ぼしそうだ
◆小売店頭では生活者の求めるニーズに的確に応えることが求められる。様々な業態でAI導入が進んできたが、果たしてAIがニーズを予測して売場を創る時代も遠くはないか。
猛暑が変える店頭提案
2025年09月29日 (月)
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