◆2025年日本万国博覧会(大阪・関西万博)が13日、184日間の会期を終えて閉幕した。開幕当初は集客に苦戦する時期もあったものの、最終的には2800万人を超える来場者を記録し、国際博覧会として大きな成功を収めた
◆こうした中で、大阪府・市が大学や企業と連携して展開した「大阪ヘルスケアパビリオン」には、当初想定していた270万人を大きく上回る500万人以上が来館した。iPS細胞由来の心筋シートなど、再生医療に関する展示も高い関心を集めた
◆その展示の一部は、大阪市北区の未来医療国際拠点「中之島クロス」へ移設されることが決定している。万博の理念を継承するレガシーとして、今後も活用される予定になっている
◆移設後は、心筋シートの映像、生きる心臓モデル、iPS細胞の研究に挑戦するタブレット型ゲームなどの常設展示や市民参加型イベントとの連携も予定されている。医療と社会の距離を縮める取り組みとして、再生医療の社会実装に向けた注目の場となることを期待したい。
大阪・関西万博が閉幕
2025年10月17日 (金)
‐AD‐
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
企画
訃報
寄稿