消化性潰瘍治療薬「タケプロン静注用30mg」 武田薬品

2006年12月15日 (金)

 武田薬品は、消化性潰瘍治療薬「タケプロン」(一般名:ランソプラゾール)の新剤形「タケプロン静注用30mg」を新発売した。

 同剤は、武田薬品が創製したプロトンポンプインヒビター「タケプロン」の注射用製剤。経口投与が不可能な患者における出血を伴う胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性ストレス潰瘍および急性胃粘膜病変に対して、1日2回投与で速やかな止血効果が確認されている。

 山岡眞専務取締役医薬営業本部長は、「優れた酸分泌抑制作用を有し、幅広い効能とOD錠やヘリコバクター・ピロリ除菌用の他剤との組み合わせ製剤を持つタケプロンに、新たに注射用製剤が加わったことで、さらに多くの消化性潰瘍患者さんの治療に役立つことを期待している」と述べている。

 薬価は634・00円。



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