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【先進医療専門家会議】高度医療4件を先進医療に

2010年6月21日 (月)

 厚生労働省の先進医療専門家会議は18日、新たに4技術を先進医療に承認し、保険診療との併用を認めた。対象は、▽パクリタキセル腹腔内反復投与療法▽生体内吸収性高分子担体と塩基線維芽細胞増殖因子(bFGF)による血管新生療法▽経胎盤的抗不整脈薬投与療法▽低出力体外衝撃波治療法--で、いずれも高度医療となっている。

 パクリタキセル腹腔内反復投与療法は、名古屋大学病院が申請。胃切除後の進行胃癌(ステージII/IIIの肉眼型分類3型と4型または腹膜転移を有するものに限る)にパクリタキセルを腹腔内投与し、経静脈投与により薬剤腹水中濃度を高水準に維持する。保険対象外費用は、7回投与で約15万5000円だが、パクリタキセル(販売名:タキソール注射液)を製造販売元のブリストル・マイヤーズが提供するため、患者負担は約7万1000円となる。

 生体内吸収性高分子担体とbFGFによる血管新生療法は、京都大学病院が申請。慢性閉塞性動脈硬化症と他の治療法で改善が困難なバージャー病に対し、トラフェルミンを、DDSのゼラチンハイドロゲルに浸潤させ、局所投与する。保険対象外費用は約110万9000円だが、医療機関が研究費を充てるため、患者負担は約11万5000円となる。

 経胎盤的抗不整脈薬投与療法は、国立循環器病研究センターが申請。ジゴキシン、ソタロール、フレカイニドを母体経由で胎児に投与し、胎児頻脈性不整脈を治療する。保険対象外費用は、薬物血中濃度測定を含めて約7万3000~約9万2000円となる。

 低出力体外衝撃波治療法は東北大学病院が申請。薬物抵抗性の虚血性心疾患に対し、尿路結石破砕に用いる出量の約10分の1程度の低出量衝撃波を照射する。保険対象外費用は約30万2000円だが、医療機関が人件費を負担するため患者負担は26万6000円となる。

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