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湧永製薬は、前取締役副社長の湧永寛仁氏が代表取締役社長に就任したと発表した。
社長交代は、今日28日に開催された定時株主総会後の臨時取締役会で決定した。交代理由を同社は、「薬事法改正や業界再編の動きなど、会社を取り巻く環境が著しく変化する中、新体制の下でグループのさらなる成長を目指すもの」と説明している。
湧永新社長は、1973年4月大阪生まれの33歳。97年に慶應義塾大学経済学部卒業後、99年には湧永製薬取締役に就任、社長を補佐し、経営計画の策定や推進に携わってきた。湧永寛仁氏は2代目社長の故・湧永儀助氏の長男。
93年以来、14年間にわたって代表取締役社長を務めてきた草井由博氏は取締役会長となった。