登録販売者試験で、受験資格に必要な実務経験時間を偽った不正受験者が33事業者で延べ1064人に上る疑いのあることが、厚生労働省が実施した実態調査の中間報告で分かった。大規模な不正が発覚した西友、カメガヤのほかにも、ドラッグストアやスーパー等で数百人単位の不正受験者が発覚した。
昨年11月に不正が発覚した西友で実務経験証明の有無を確認したところ、2008年4月1日から昨年11月7日までに、20都道府県の試験で不正が行われたことが判明。3月末時点で、不正が疑われた受験者も含めた延べ人数は310人に上った。そのうち合格者は125人、不合格者は57人、未受験者は1人で、現在も127人について調査中。
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