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医薬情報担当者(MR)教育センターはこのほど、2008年度事業計画を発表した。今年度は、第15回MR認定試験の実施、認定更新、補完教育、教育研修講習会などの例年事業のほか、補完教育eラーニングの検討、継続教育ガイドライン策定、薬系大学へのアンケート調査など、新規事業も盛り込まれている。特に、設立10周年事業として、MRフォーラムの開催、MRバッジの製作・頒布事業などが計画されていることが特徴だ。
MRとMRを志望する学生などを対象としたMRフォーラム「薬物治療のパートナーとしての自覚と誇り」は、5月20日の東京(アルカディア市ヶ谷)、22日札幌(北大学術交流会館)、6月11日名古屋(名古屋国際会議場)、26日大阪(大阪国際会議場)、7月4日福岡(エルガーラホール)まで5会場で開催される予定である。参加費は無料だが、ホームページからの申込みが必要。
MRバッジは、医療機関内で患者や医療関係者にMRであることを分かるようにすることを目的としている。今年度は7万5000個製作して、9月頃に既認定取得者と07年度試験合格者(約7万8500人)に頒布する。頒布価格は150円で、08年度以降の新規MR認定取得者には、認定証交付時に300円で頒布する。企業に頒布する5万5000個の制作費と送料(1365万円)は、企業に理解と賛同を得て相応の負担(825万円)を求める予定だ。
MR認定制度に関する薬系大学へのアンケートは、12年に6年制薬剤師が誕生することを踏まえ、現行の受験資格を見直す際の資料に資するため、全国の国公私立薬系大学に対して行う。
- 【MR教育センター】設立10周年でパーティー”MRの周知徹底誓う
2008年03月31日
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