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改元をチャンスに

2018年05月07日 (月)

◆ゴールデンウイークも終わり、多くの人が通常業務に戻ったことだろう。桜前線は北海道に達し満開を迎えており、じきに桜の季節は終わりを告げる。同時に、ツツジや藤などが見頃となっている
◆来年4月30日で平成が終わり、5月1日から新しい元号が始まる。29年前、昭和天皇が崩御されたのが正月明けの昭和64年1月7日で、平成に改元されたのが翌8日だった
◆当時は、各種書類や伝票などに印字された昭和を平成のゴム印で訂正するなどしたものだが、今や紙は少なく電子処理されているので、ゴム印の出番はほぼないだろう。30年という月日の流れを思い知らされる
◆改元は現場に膨大な事務作業等を強いるが、一方で時代が変わる節目という絶好のチャンスでもある。改元ばかりは、いかなる大手企業や総理大臣でも不可能だ。デメリットもあるが、世界で唯一、国家として元号を採用しているメリットを見つけ、ビジネスに活用しない手はない。今回は、次の元号が決定されてから2、3カ月の猶予がある。今からが知恵の絞りどころだ。



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