薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は9日、大塚製薬の国内初となる飲酒量低減薬「セリンクロ錠10mg」(一般名:ナルメフェン塩酸塩水和物)の製造販売承認など2件を審議し、了承した。また、サノフィの高コレステロール血症治療薬「プラルエント皮下注75mgペン、同150mgペン」(一般名:アリロクマブ(遺伝子組み換え)の一部変更承認について報告を受けた。
審議品目
▽セリンクロ錠10mg(大塚製薬):新有効成分のナルメフェン塩酸塩水和物を含有し、アルコール依存症患者の飲酒量低減を効能・効果とする。国内では断酒状態で使用する薬剤が3品目承認されているが、セリンクロ錠では必ずしも断酒が必要ではない。飲酒量の低減を目的とした効能・効果を持つ薬剤は同剤が初めてとなる。
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