TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【大日本住友製薬】3200億円で英社と戦略的提携‐「ラツーダ」対策へ過去最大投資

2019年09月09日 (月)

開発品と創薬技術を獲得

課題解決に自信を示す野村博氏

課題解決に自信を示す野村博氏

 大日本住友製薬は6日、英ロイバントサイエンスの創薬技術や子会社5社の株式を取得する戦略的提携の基本合意を、同社と締結したと発表した。10月末をメドに正式契約を締結する予定で、取得金額は約3200億円程度になる見込み。子会社が開発中の婦人科、泌尿器科、小児希少疾患、呼吸器系希少疾患などの医薬品を獲得するのが狙いの一つ。全売上の約4割を占め、収益の柱である非定型抗精神病薬「ラツーダ」の北米での独占販売期間が2023年2月に終了するため、ポスト・ラツーダ対策が大きな経営課題となっていたが、今回の提携で課題を解決できると判断。過去最大となる巨額資金を投じて戦略的提携に踏み切った格好だ。

 大日本住友は、ロイバントから子会社5社の株式を取得するほか、独創的な創薬技術やヘルスケアIT技術に長けた人材を獲得する。戦略的な提携関係を強固にするため、ロイバントの株式の10%以上を取得する見通し。対価として、同社にとって過去最大の投資規模となる約3200億円を支払う見込みだ。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術