◆人類の歴史は感染症との戦いの歴史でもある。中世ヨーロッパでのペスト流行は5000万人におよぶ死者を出し、近年では西アフリカでエボラウイルスが猛威を振るったことは記憶に新しい
◆中国で問題となっている新型のコロナウイルスが国内居住の男性から検出されたが、ウイルスそのものや感染経路に関する情報は不明な点が多い。厚生労働省は、現時点では感染するリスクは低いとしているが、半年後に五輪開催を控えるわが国では、現在の検疫体制が万全かどうかをチェックするなど、徹底した対策が必要だ
◆2002年から03年にはSARSの感染拡大が脅威となったが、当時よりもインターネットやSNSが世界中で普及した現在では、正確な情報だけではなく、誤った情報も急速に拡散されるリスクが増した
◆厚労省が「過度に心配しないことが大事」としているように、個人レベルでは信頼できる情報源からの情報収集と冷静な判断を心がけたい。手洗いやマスクの着用など、日頃から行っている予防策も欠かせないだろう。
人類の歴史は感染症との戦いの歴史
2020年01月20日 (月)
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