◆特定保健用食品制度が国際的に注目されている。国が健康強調表示を許可・承認する制度として、1991年の制度発足から既に30年近くが経過しており、「トクホ」という略称も十分に浸透している状況にある
◆日本健康・栄養食品協会(日健栄協)の調査によると、トクホの市場規模は2019年度において6493億円となっている。97年度の1314億円、99年度の2269億円、01年度の4121億円と比べると、大きく市場規模を拡大していることが分かる
◆日健栄協では、会員企業と協力してトクホの正しい使用方法等の情報提供に努めてきた。その結果、消費者のトクホに対する理解が進み、正しく活用される環境が醸成された。それが市場規模拡大の一翼を担ったことは間違いないだろう
◆今後、さらにトクホの制度が充実し、拡充されていけば、これまで以上に国民の健康の維持増進が図られ、医療費の削減にもつながることが期待される。制度発足から30年の節目に向かう中、トクホの動向から目が離せない。
国際的に注目されている「トクホ」の制度
2020年06月08日 (月)
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