新型コロナウイルス感染症対策を政府に助言する「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の初会合が6日に開かれ、拡大傾向にある現在の感染状況などについて意見交換した。前身の専門家会議の法的位置づけを明確にしたもので、分科会長には尾身茂氏(地域医療機能推進機構理事長)が就任した。今後、新型コロナウイルスに関する感染状況の分析、ワクチン接種のあり方などについて検討する。
分科会は、新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく、政府の新型インフルエンザ等対策有識者会議のもとに設置され、前身の専門家会議と同様に専門家の知見から新型コロナウイルス対策を助言する。法的位置づけをより明確にし、「専門家会議が発展的に移行した形」と位置づけた。
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