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【日薬調査】大学主導の実習連携不十分‐わずか3割、課題浮き彫りに

2020年09月16日 (水)

 日本薬剤師会が薬学実務実習の受け入れ薬局を対象に実施したアンケート調査で、大学主導による病院・薬局の実習連携について「できた」と評価する薬局が約3割にとどまることが明らかになった。昨年度からスタートした新たな薬学教育モデル・コアカリキュラムで大学・病院・薬局が連携した一貫性のある参加・体験型実習が始まっているが、連携が十分でない現状が浮かび上がった。

 昨年度から新たな薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠した実務実習が始まっている。集合研修や講義で教えられることは大学で学び、医療現場で幅広い事例や症例を体験しながら身に付けていく「参加・体験型学習」では、大学が主導して病院や薬局と連携して実施することが示されている。


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