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【第53回日薬学術大会】直感的操作性、DBも充実‐ネグジット総研「調剤くんV7」

2020年10月07日 (水)

第53回日本薬剤師会学術大会
話題の調剤支援システム

ネグジット総研「調剤くんV7」

 ネグジット総研の「調剤くんV7」は、長年レセコン開発に携わり薬局業務を熟知したメーカーだからこそできる「かかりつけ薬剤師システム」をコンセプトに、薬局業務の効率化や患者服薬指導の向上を目指し、業務に即した画面設計や操作性を実現している。

 「V7」では、かかりつけ薬剤師の業務を支援する機能として、患者固有の情報や服薬指導内容など必要な情報を一元的に管理し、個々の患者に応じた服薬指導を支援する管理機能が充実している。これまでの医薬品相互作用データベースに加えて、病名・代表病名(適応、禁忌病名、副作用など)や規格違い・類似名称、警告・禁忌情報、アレルギー、改訂指示・医薬品安全性情報(DSU)、小児患者の体表面積によるチェック機能などがあり、ヒヤリ・ハットの防止や服薬指導に役立つ各種データを標準搭載している。

 窓口業務機能では、処方箋に印字されているバーコードをスキャンするだけで、患者頭書情報、処方箋情報が自動入力される「2次元バーコードくん」や処方箋画像や患者アンケート、保険証などの画像を調剤録画像に印字されたコードと該当患者を紐づけし自動保存する「らくらく読取くん」など作業の効率化につながる。そのため、入力・確認作業の大幅な時間短縮が図れ、患者対応や患者満足度向上にも貢献する。

 また、オプションとして、日本語・英語版薬剤情報文書データや中国語版薬剤情報書(簡体字・繁体字)データを搭載。訪日外国人や在日外国人、渡航する日本人向けなどのために日本語訳も表示することができる。他にもOTC医薬品の添付文書および医療用医薬品との相互作用、投与量・用法、小児・高齢者や妊婦・授乳婦に対する投与制限などの各種データベースがある。

 「調剤くん」に連動した電子薬歴システム「薬歴くん」には、これらのデータに加え、服薬指導や問診に必要なPOS(薬剤別、疾患別)データベースを標準搭載しており、投薬や薬歴記載の具体的な内容候補が充実している。入力補助オプションとして、マイクに向かって話すだけで薬歴を簡単に作成できる「ENIFvoiceSP+A」を導入すれば、圧倒的な速さで充実した薬歴記載が可能となる。

 ネットワークを利用した機能も拡充している。「調剤くんV7」で入力された処方情報はクラウド上のデータベースに蓄積され、ドミナント展開のチェーン薬局では、複数店舗に来局する患者の情報や薬歴情報を一元的に検索できる。薬歴情報はセキュリティを確保した通信上でタブレットやスマートフォンでも参照でき、患者からの相談に24時間応じる体制の構築に役立つ。

 9月1日から薬剤師による服用期間中のフォローアップが義務づけられたことに対応するため、ビデオチャットを用いた服薬指導内容を薬歴に簡単に記録できる「服用期間中フォロー支援システム」をオプションラインナップに追加した。来年から始まるオンライン資格確認にも対応する予定で、これからも時代のニーズに合ったシステムを積極的に提供していく。



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