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【第53回日薬学術大会】システムからの提案機能搭載‐EMシステムズ「MAPs for PHARMACY」

2020年10月07日 (水)

第53回日本薬剤師会学術大会
話題の調剤支援システム

 EMシステムズが2019年5月に発売した電子薬歴・レセコン一体クラウド型薬局向け業務支援システム「MAPs for PHARMACY」は、最新の機械学習機能を活用したサジェスト機能を搭載。システム側から薬剤師に対して様々な提案を行い、業務の効率化や質向上を支援することが特徴だ。

EMシステムズ「MAPs for PHARMACY」

 サジェスト機能の一つ目が、処方箋情報を解析し病名を推論する機能。処方箋には病名が記載されておらず、薬剤師は多くの場合、経験をもとに患者の受診目的を推測するしかない。同システムは、これまで蓄積したデータと処方箋に記載された情報から病名を推論し、該当する割合も含めて病名候補を提案することによって、薬剤師による患者病名の推測をサポートする。

 二つ目が服薬指導文章サジェスト機能。日本大学薬学部薬学研究所との共同研究により、服薬指導文章例約19万件をデータベースとして整備した。システムに入力された患者情報、処方箋情報等を解析し、患者に適した服薬指導文章例をデータベースの中から提案する。

 SOAP形式での薬歴記入時に、AとPの指導文章内容を同システムが提案し、服薬指導業務をサポートする機能もある。薬剤師が入力した指導内容と合わせて、選択したサジェスト文章を薬歴に反映できるため、薬歴作成時間の短縮が期待できる。

 そのほか、業務負担軽減や健康サポート薬局の機能発揮に役立つ様々な新機能を搭載した。

 9月1日から、薬機法の改正により義務化がスタートした患者服用期間中のフォローアップへの対応機能を搭載。リストアップされた患者ごとの継続的な服薬状況の把握や指導、薬歴への記載を支援する。また、21年3月から開始されるオンライン資格確認にも対応を予定しており、連動を行うことで患者登録作業を軽減できる。

 電子薬歴画面から薬剤師は、医師12万人の口コミサイト(ヤクメド)内にある薬剤評価掲示板を閲覧できる。医師が臨床現場で実感した医薬品の効果や副作用などの経験を共有する掲示版を見ることで医師の考えを知り、不必要な疑義照会を削減できる。

 疾患別の栄養・食事指導レシピを画面に表示したり印刷したりして患者に提供する機能や、デジタル化された患者向け指導箋を印刷し提供する機能も備えている。

 このほか、複数メーカーのレセコンを使用しているチェーン薬局の様々なデータを取り込んで一元管理できる本部システムや在庫管理システムを、オプションとしてリリースする。

 MAPs for PHRAMACYは、医科や調剤、介護、福祉分野における共通情報システム基盤「MAPsシリーズ」の薬局向けシステム。レセプト請求や窓口計算などマスタ部分を共通化することで効率的な開発が実現し、安価なシステムの提供が可能になった。「MAPsシリーズ」間でのシステム同士の情報連携も容易になっている。




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