国衛研が評価試験
国立医薬品食品衛生研究所は、新型コロナウイルスの感染歴を確認できる抗体検査キット57製品の一斉性能評価試験を行い、「国内で流通しているキットは概ね、抗体を検出できる」との結果を公表した。ただ、感染初期に作られる抗体である「IgM」を検出するキットの一部については、検出感度が十分でないと判定した。
抗体検査では、血液中の抗体の有無によりウイルスに罹患した経験があるかどうかを確認できる。検査方法として、特別な装置を用いないイムノクロマト法、実験室等で使用されるELISA(酵素免疫測定)法、臨床検査室等で自動分析装置を利用する方法の3種類がある。
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