財務省は、4日の財政制度等審議会財政制度分科会に、2017年度予算編成に向けた社会保障制度改革案を示した。抗癌剤「オプジーボ」に代表される高額薬剤について、「速やかに適正水準まで薬価改定を行うべき」と提案した。
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抗癌剤「オプジーボ」(一般名:ニボルマブ)の非小細胞肺癌への効能追加をきっかけに、高額薬剤が医療費を圧迫しているとして大きな議論が巻き起こっている。当初、「オプジーボ」は患者数が少ない悪性黒色腫を対象に使われること
厚生労働省の福本浩樹政策統括官(総合政策担当)は7日、専門紙の共同会見に応じ、骨太方針で社会保障関係費の伸びを2016~18年度で1兆5000億円程度に抑えることを目標に掲げていることに関して、医療、介護、
米ファイザーは6日、アイルランドのアラガン買収を断念したと発表した。ファイザーは統合後、本社を米国からアイルランドへ移転させる計画を打ち出していたが、米財務省が4日、米企業に対し、租税回避のために法人税が低い国への
財務省は4日、財政制度等審議会財政制度分科会で薬剤費総額が増加している現状に問題意識を示した。また、日本赤十字社医療センター化学療法科の國頭英夫部長は、20mgで15万0200円、100mgで72万9849円の薬価
日本再興戦略をはじめとした政府の方針に「健康寿命の延伸」が示され、さらにこれを実現していくための「セルフメディケーションの推進」が国策として位置づけられた。日本OTC医薬品協会では、こうした国の方針に貢献していくた
◆年末恒例の来年度予算案も閣議決定され、あとは新年を迎えるだけとなった。とはいえ何か解決したわけではなく、諸問題が越年しただけである ◆地球規模では先進国と新興国、途上国の間で妥協点を探った温暖化対策、世界の問題で
診療報酬改定率の決定を受け、日本薬剤師会の山本信夫会長は21日に記者会見し、医科:調剤の財源配分比率である1:0.3について「確保されていると理解している」と述べた。配分比率の0.3の中には、改定の「別枠」
【満席のため参加申し込みを締め切りました】 2015年も最終コーナーにさしかかった。多くの出来事が目の前の景色を変えた年でもある。中でも社会保障、医療分野は大きな曲がり角を迎えている。これからの医療・介護を見
日本薬剤師会の山本信夫会長は11月26日の定例会見で、財務省の財政制度等審議会が11月24日にまとめた2016年度予算編成に関する建議に、調剤報酬の適正化が盛り込まれたことに対して、「到底受け入れられない。極めて憤
第48回日本薬剤師会学術大会が「噴き上がれ!湧き上がれ!私たちの熱き思い―地域に求められる薬剤師として」をテーマに22、23の両日、鹿児島市の鹿児島市民文化ホールを中心に開催された。全国から約7000人の薬
財務省は30日、財政制度等審議会・財政制度分科会に調剤報酬の適正化策を盛り込んだ社会保障制度見直し案を提示した。後発品が60%未満の薬局はマイナス10点の減産措置を設けることを提案。調剤料については、投与日数や剤数
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