日本赤十字社は19日、血漿製剤の保管温度逸脱など5件の事案に関する概要と再発防止策を薬事審議会血液事業部会運営委員会に報告した。安全推進に向けたチームを今月、社内に立ち上げている。
事案はいずれも5月以降に発生。その一つとして、血漿製剤の保管温度逸脱事案では、東京都赤十字血液センター辰巳供給出張所における昨年5月の設備更新時に工事事業者が冷凍庫内の温度をコントロールする制御盤内に規格外の端子台を取り付けたことで端子台基盤が焼損し、電力が遮断されたため冷凍機能が停止した。
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