
井上氏
大塚製薬の米子会社が昨年11月に米国で迅速承認を取得した新規IgA腎症治療薬シベプレンリマブ(米製品名「ボイザクト」)の処方が、米国で急拡大している。同剤は、既存薬とは異なる、病因に作用する疾患修飾的治療アプローチが注目されていた。当初は新規患者からの浸透を見込んだが、処方の半分程度が他剤からの切り替えとなったことが想定以上の進捗につながったという。同剤は日本では第III相試験段階にある。
IgA腎症は日本では指定難病。通常は20~40歳代の成人に比較的多く発症し、進行性の腎機能低下を引き起こし最終的には末期腎不全となる。同疾患は各社の新薬開発競争が激化している。
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