◆今年も早いもので、あと5日で終わりだ。きょうが小紙の今年の納刊となる。今年はSTAP細胞発見という驚がくの出来事で始まり、STAP現象はないという結論で暮れた1年だったように感じた
◆この問題は、日本の研究のあり方、論文の書き方という基本的な研究者の資質に疑問を投げかけるものであると共に、理化学研究所という日本を代表する研究機関のあり方も世界的に問われるものとなった。ディオバン問題もしかりだ。当時の医師主導治験のずさんさ、企業の取り組む姿勢・社会的責任も問われる結果となった
◆一方、薬局・薬剤師がバッシングにあった1年となった。日薬などでは「地域の医薬品安定供給が使命」と声高にいうが、それは製薬企業、医薬品卸、医療機関、薬局の全てで取り組むもので、薬局としては当たり前のこと
◆では何が役割なのか。これも医療関係者全てに当てはまるが、国民・地域住民の「健康」をいかに守っていくかを考えなければならないこと。来年はそういう年であってほしいと願う。「良いお年を」
役割は何か
2014年12月26日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿