◆海外展開の流れが後発品中堅メーカーにまで波及している。後発品数量シェア80%時代を迎え、M&Aを通じて一歩先に海外展開を実現した日医工と沢井製薬の後発品大手を追うように、中堅企業も様々な形で後に続く
◆タイに製造拠点を持つ富士製薬は、2月に主力の造影剤の承認を海外初となるタイで取得。今後は東南アジアへ販路を拡大していく方針。高田製薬は東南アジアと南米の両方でビジネスを展開していく考えで、昨年12月にベトナム、今年6月にアルゼンチンで循環器疾患の注射剤で承認を取得。東南アジアや南米を注射剤の需要が高いエリアと見込み、自社製造した製品を輸出し、高品質を訴求していく
◆ベトナム工場を持つ日本ケミファは、ベトナム市場向け製品で申請準備を行っているほか、ASEANや中国展開も視野に入れる
◆新薬メーカー大手に端を発し、準大手、中堅と海外展開の動きが活発化。薬価制度改革で国内市場が厳しさを増す中、今や後発品中堅メーカーも海外に新たな活路を見出そうとしている。
後発品中堅メーカーも海外展開に活路
2019年07月19日 (金)
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