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抗癌剤で攻勢

2019年08月09日 (金)

◆国内外で攻めの一手となっている製薬各社の主力抗癌剤。国内企業の2020年3月期第1四半期決算を見ると、武田薬品の多発性骨髄腫治療薬「ニンラーロ」、エーザイのマルチキナーゼ阻害剤「レンビマ」、アステラス製薬の前立腺癌治療薬「イクスタンジ」がグローバルで成長した
◆特にニンラーロとレンビマは中国での躍進が目立った。イクスタンジも中国での販売準備を進めている
◆19年12月期中間決算では、中外製薬のALK阻害剤「アレセンサ」、癌免疫チェックポイント阻害剤「テセントリク」が国内外で成長した。協和発酵キリンも、海外上市を果たした血液癌治療薬「ポテリジオ」が業績に貢献。グローバル展開が軌道に乗り始め、4月から日本から海外拠点を管理する体制に変更した
◆第一三共も腱滑膜巨細胞腫「ペキシダルチニブ」の米承認で初の抗癌剤上市に漕ぎ着けた。米国では苦戦が続くが、同社期待の抗HER2抗体薬物複合体「DS-8201」も開発品に控え、これから反転攻勢できるかが注目である。



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