大阪ソーダは、バイオ医薬品CDMO事業に参入する。同社グループで、低分子の医薬品原薬・中間体の製造販売を行うサンヨーファインが、琉球大学発ベンチャーのリファージェンと共同開発した分子量が低い抗体であるVHH抗体による標的スクリーニングと同抗体の受託製造が行える一貫受託体制を共同で敷く。合わせて、遺伝子治療用素材などの開発製造受託も行う。兵庫県尼崎市にある開発拠点にGMP対応の小規模の培養設備を構え、7月からの実施を目指す。
同社がバイオ薬CDMO事業に参入するのは、2023年度から25年度までの中期経営計画の一環。グループのヘルスケア事業の一部を担うサンヨーファインは、医薬品分野では主に低分子の有機合成技術を用いた原薬・中間体の製造販売を行っている。
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