順天堂大学は17日、神戸市民病院機構神戸市立医療センター中央市民病院と連携大学院に関する協定を締結し、3月5日に同病院で調印式を行ったと発表した。
協定の主な内容は、▽中央市民病院は順天堂大大学院保健医療学研究科理学療法学専攻博士前期課程の急性期高度専門理学療法学領域に入学した研究科生2人を中央市民病院のリハビリテーション技術部のレジデントとして受け入れる▽中央市民病院の職員が保健医療学研究科の社会人大学院生として在職する場合、中央市民病院で行った研究成果をもって学位の取得が可能となる――など。
また、このような高度専門職業人の育成に加え、デジタルヘルス、最先端リハビリテーションに関する学術交流を行うことで、学術の発展に寄与することを目的としている。
今回の締結をきっかけに両者は、お互いの協力関係をさらに強固なものとし、リハビリテーションを通じた人材育成や社会還元に取り組んでいく。