厚生労働省は9月29日の電子処方箋推進会議で、今月以降も電子処方箋導入に関する補助を延長する一方、概ね全ての施設で導入が見込まれる薬局に対する補助を来年9月までの延長で終了する方針を示した。しかし、薬剤師構成員などから補助の継続を訴える声が相次ぎ、厚労省は「今後どうするかは相談しながら進めたい」と引き取った。

厚労省は、電子処方箋導入に向けた補助について来年9月まで延長し、補助対象の機能も従来の院外処方機能に加えて院内処方機能も対象に追加する方針。同10月以降は、来夏までに取りまとめられる電子カルテ・共有サービスの普及計画を踏まえ検討する。
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