千葉県薬剤師会は、在宅医療に寄与する薬剤師育成と在宅医療・介護の支援体制整備を本格化させる。既に4本の柱による在宅医療薬剤師養成プログラムをスタートさせると共に、県内4支部をモデル地区に選定、24時間体制で特定保険医療材料等の供給体制作りを進める。当面は指導的立場の人材養成を進め、その後の“自前での研修体制”確立を目指す。
千葉県薬による在宅医療に寄与する薬剤師養成等の取り組みは、千葉県地域医療再生計画に基づく[1]在宅医療薬剤師養成事業[2]薬局在宅医療体制整備事業――の二つの柱からなる。千葉県は他の都道府県と比べ高齢化率は低い。しかし、今後の高齢化のスピードは全国2位と言われ、急速な高齢化への対応が求められている。千葉県薬では県の意向を受け、在宅医療の推進に関わる薬剤師養成や、支援する薬局体制について当面はモデル地区での整備に取り組むこととなった。
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