厚生労働省は26日付で、新薬13成分19品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が10成分16品目、注射薬が3成分3品目、外用薬はなかった。小野薬品の褐色細胞腫治療薬「デムサーカプセル」とMSDの抗菌配合剤「ザバクサ」に原価計算方式を適用。デムサーカプセルには5%の有用性加算と10%の市場性加算を付けた。20日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽ビムパットドライシロップ10%(ユーシービージャパン):有効成分のラコサミドを含有する抗てんかん剤。同社の「ビムパット錠100mg」を比較薬とし、類似薬効比較方式Iにより算定した。
薬価は、10%1gが386.20円。予測市場規模は、ピーク時の10年目に患者数8700人、販売額18億8000万円。
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