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【厚労省】ラニチジンとニザチジン、発癌リスクの評価結果報告‐抗潰瘍薬の投与期間で差

2020年07月29日 (水)

 厚生労働省は27日、発癌性物質のN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が検出され、自主回収の対象となった抗潰瘍薬のラニチジン塩酸塩と類薬のニザチジンの発癌リスクを評価した結果を、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会に報告した。ラニチジン経口製剤を8週間毎日服用した場合は約50万人に1人(0.0002%)の割合で過剰に発癌するリスクがある一方、2年間毎日服用した場合は約20万人に1人(0.0005%)まで上昇するなど、短期間と長期間の投与で差が見られた。

 ラニチジンをめぐっては、海外で発癌性物質のNDMAが検出され、国内でも一部製剤で暫定基準値を上回る量が検出されたことから、製薬各社が昨秋に自主回収を実施した。類似薬のニザチジンの一部製剤についても同様の措置が取られている。


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