服用の因果関係「低い」
小林化工は17日、抗真菌剤「イトラコナゾール錠」に睡眠導入剤が混入していた問題で、服用患者の2例目の死亡例を公表した。主治医による見解では、製剤の服用と死亡との因果関係は低いという。また、服用患者1人につき一律30万円の慰謝料を支払うことなどの補償方針や第三者有識者による調査委員会の設置も発表した。
死亡患者は11月23日に死亡し、同社が報告を受けた。製剤を服用することによって傾眠の症状を生じたことがあったものの、患者の原疾患などの諸事情を踏まえると、製剤の服用と患者の死亡との因果関係は低いという。今後、主治医からさらに情報提供を受けるなどして、製剤と患者の死亡の因果関係について詳細な調査を早急に進めていく方針。
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