武田薬品の大阪工場(大阪市)は、3Dプリンターなどの最新技術を活用し、医薬品製造作業の効率化や作業員の安全確保などに取り組んでいる。3Dプリンターを使った製造部品制作や、人工知能(AI)の映像解析機能を活用した無菌室内作業員の動作評価などを実施。今後、工場のさらなる機能向上を図り、医薬品の安定供給体制を強化する考えだ。

3Dプリンターで制作した試験管ラック(左)や注射針保持ホルダー(右)、ゴム栓ホルダー(下)
同工場は2023年から3Dプリンターで治具や部品ホルダーなどの制作を開始した。市販品では使いづらい部品も多く、作業効率を高めるため現場の声を反映させて独自に設計している。
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