
訓練で薬剤師はワクチン調製を担当
京都府の山城南保健所と管内の五つの市町村(木津川市、笠置町、和束町、精華町、南山城村)と地元の相楽医師会、同薬剤師会は13日、木津川市内で新型コロナウイルス感染症ワクチンの集団接種訓練を合同で実施した。4月以降に開始を予定している高齢者へのワクチン接種の円滑な実施に向け、医師5人、看護師7人、薬剤師6人の医療従事者のほか、行政関係者など約50人が訓練に参加した。
会場では、住民役が受付から予診票確認、予診、接種、接種済み票の公布、接種後の状態観察までの一連の流れを実演し、それぞれの役割を確認した。ワクチンの予診や接種は、相楽医師会の所属医師や看護師が担当。ワクチンの希釈、薬液充填、分注などの調製は、相楽薬剤師会所属の薬剤師が担当し、実際に使用するシリンジを用いて、希釈から薬液充填・分注などの作業を行った。
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