TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【常盤薬品】発売39年目で初の新味「南天のど飴クール」を発売

2006年09月15日 (金)

 ノエビアグループの常盤薬品工業(本社大阪市)は11日から、「南天のど飴」の新製品として「南天のど飴クール」(医薬品)を新発売した。1968年に発売した「南天のど飴」は医薬品のど飴として幅広い層に愛用されてきたが、近年は食品や医薬部外品の製品増加により、のど飴市場の競争が激化していた。新たな需要層の獲得を視野に、クール感をプラスした製品を投入するもの。これまで原料やパッケージ面でのリニューアルは行ってきたが、新味は39年目にして初めて。今後はマスメディアでの積極的なプロモーションを展開していく予定。

 赤い丸缶がシンボルマークの「南天のど飴」の主成分は南天実エキスで、南天実には鎮咳効果を有することが確認されている(一般用医薬品製造承認基準外での特別承認)。非常に高い糖衣技術により熱にも強く、使用される黒糖は胃腸に優しいなどが特徴。また発売以来、一貫して単味(シナモン味)での展開を図ってきた。

 しかし数年前に行ったユーザー調査では、使用中止者(のどの痛み等が治った場合を除く)の理由の大部分が「味への不満」、そして使ったことがない人の理由も「おいしくなさそう」とするなど、味覚に関する問題が強く挙げられた。ユーザーの高齢化・味覚嗜好の変化もあり、同社では「このままの味では新たな世代は取り込みにくい」と判断。ミント味(クール味)の開発に踏み切った。

 「南天のど飴クール」は、成人1日量9錠中に南天実乾燥エキス500mgを配合。味のベースとなる黒糖は沖縄県の波照間島・多良間島の二島に限定した材料を使用し、甘く爽やかな香りのスペアミント(ミントオイル)を配合したことで、南天実エキス+黒糖+ミントの絶妙な風味が実現した。箱タイプ18錠入りは税込み希望小売価格346円、丸缶タイプ33錠入りは556円。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術