名古屋市立大学薬学部は9月中旬の3日間、地元企業と消防署との連携で、災害時の避難所での仮設薬局設計をテーマに体験型授業を実施した。3年生約20人が参加し、薬局のモデルルームや災害時の消防署対応などを見学した上で、避難所での仮設薬局案などをグループで話し合い、災害時の薬局運営に必要な設備や薬剤師に求められる役割、多職種連携の重要性を学んだ。

消防署で救急医療と減災対応を体験
薬学生は16日に設備製造販売会社の中日販売(名古屋市)のショールームを訪れ、薬局設備や什器を見学した。17日には名古屋市内の瑞穂消防署本署で救急車や救急資機材の説明を受け、通報を受けてから救急車で搬送するまでの救急対応の実演を見学した。
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