厚生労働省医政局の荒木裕人研究開発政策課長は14日、専門紙と共同会見し、臨床研究審査委員会(CRB)の認定要件にCRB間の相互評価を追加したい考えを示した。臨床研究法の見直しに関する取りまとめの公表を踏まえたもので、企業に対する接遇費等の年間総額公表の義務づけについては、運用に障害が出ないよう詳細を検討することも明らかにした。
臨床研究法施行5年後の見直しに関する検討結果を厚生科学審議会臨床研究部会が6月に取りまとめた。その中で、研究の質確保に向け、CRBの認定要件見直しを実施するよう明記されている。
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