明治薬大が発表
医療機関を受診し、抗アレルギー薬であるフマル酸ケトチフェン含有点鼻薬を院外処方された場合の自己負担額(3割負担)に比べ、同剤のスイッチOTCを購入した費用の方が安くなる場合がある――。明治薬科大学セルフメディケーション学講座などの研究グループは、先に開かれた日本薬学会年会でこんな試算結果を発表した。
研究グループは、先発の医療用医薬品「ザジテン点鼻液0・05%」、ジェネリック薬8種類について、医療機関を受診し、院外の薬局で薬の交付を受けた場合の自己負担額(3割負担)を試算した。病院での初診料や再診料、処方箋料、薬局での調剤基本料、薬剤服用歴管理指導料などを含め、初回1本、再診以降3本ずつ処方された場合を想定して算出した。
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